出典元：https://eiga.com/movie/88299/
最近、ポケモンの映画にハマっているせふぃるです。
その中で、特に気になった映画があったため、そのレビューを書いてみようと思いました。
基本的に物語の主人公って、サトシとピカチュウじゃないですか。
しかし、この映画は、主人公が複数人いてその主人公たちが干渉し合いながら、
それぞれお互いの試練なるものを乗り越えていくといったかんじで、
面白い構成だなあって思いました。
それぞれ違う魅力をもった、キャラクターたちが織りなす
まさにみんなの物語といったタイトルにふさわしい内容でした。
（まぁきっかけは、リサってキャラが可愛いなあって思って
目の保養的な意味で見始めたのがはじまりでしたけど笑。）
それぞれのキャラクター
サトシ
言わずもがな、我らがポケモンの主人公。
ポケモンマスターを目指している少年。
ラルゴ
今作の舞台であるフウラシティの市長の娘さん。
「ゼラオラの呪い」といい、この作品では、事情があり、触れることを禁忌とされてるが、
こっそり、食糧を上げたりと、ゼラオラの世話をしている。
リサ
ギャルっぽい見た目の女子高生。
こう見えて、元陸上部の地方チャンピオン。
ある日の怪我がきっかけで走ることが怖くなり、陸上部を退部。
トリト
人一倍ポケモンを愛する、優しきポケモン研究家。
ポケモンの発表会の演説をするための舞台に参加するため、
風祭りに参加しているが、人前で喋ることや誰かを頼りにすることが大の苦手。
カガチ
姪っ子と一緒に風祭りに遊びに来たおじさん。
さらっと嘘を付く癖があるのが玉に瑕。
ある日、他のポケモンに襲われている時、ウソッキーを助け、気に入られる。
ヒスイ
フウラシティに住む、ポケモン嫌いで噂のおばあちゃん。
過去のポケモンに対する事故が原因で、ポケモン嫌いになる。
劇中では、なぜかポケモンに付きまとわれることに。
リク
リサの弟。
イーブイをゲットして欲しいと姉であるリサにお願いをする。
物語終盤に、風祭りの〇〇をしていたことが発覚。
オリバー市長
ラルゴの父親。
フウロシティの市長。
「ゼラオラの呪い」の謎についての鍵を握った人物。
個人的に印象深かったエピソード３選
カガチのホラ吹き
ある時、研究で作られていた、
胞子の詰まった瓶が盗まれる事件が起こります。
それがある拍子に破裂して、山や街中に蔓延する事態に。
その際に、電力が止まりロープウェイの中で姪っ子と妹？（劇中ではあまり語られてなかったため、姉かもしれない）が閉じ込められており、
電話でそれを知った際に、これはピンチだと感じ、
助けに行く際にはなったセリフ。
「嘘をやめるのは撤回だ。いくらでも嘘をついてやる。
それで大切なものを守れるなら！俺たちは最強だ。
二人でリリィとミアを助けるぞ！！」
二人っていうのは、ウソッキーとカガチのことですね。
このセリフがかなり心に響きました。
ブルーとヒスイ
ヒスイは昔、自分の開発した、旧発電所の風車での火事で、
ブルーが託した風車の鍵を受け取った直後、
ブルーが火事が起きた中に閉じ込められ、亡くなることに。
風車を回すために、向かう際に、
道中山火事が起こり、道が塞がれた際、過去のトラウマが蘇り、
回り道をしようとしますが、事態は一刻を争う。
そんな中、ブルーの面影がヒスイの背中を押してくれます。
そして、ヒスイのポケモン嫌いが治るきっかけになります。
「ありがとね。ブルー・・・。」
リサの足とイーブイ
ルギアが風を送る目印である、
聖火をもとの場所に戻すために、サトシは、
陸上の元地方チャンピオンリサが一番聖火をもとの場所に戻すのに適役だと確信。
「私には無理だよ！！」
と、リサは挫けますが、
弟のために捕まえた、隣にいる怪我をしている
イーブイが聖火を咥えて、リサに託そうする姿に心打たれて、
「ポケモンが頑張ってるのに、私が頑張れないわけないよね・・・。」
と言って、決意を新たに、靴を脱ぎ捨て、裸足で猛ダッシュで聖火台まで
走っていくシーンには、心打たれました。
さいごに
どうでしたでしょうか？
３年前の映画ですが、共感できるシーンがあったり、
こんなシーンも良かったよというのもあったら、
ツイッターのリプライ等で教えていただけたら嬉しいです。
